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英語の型と表現をグループ化して覚えると、ヒアリングも向上します。

グループ化した言い方や「型」を知っていればヒアリングもずっと楽になります。
ネイティブはすごく早口で話すので単語を1つずつ聞き取ろうと思っても無理です。
発音においてもネイティブは単語をくっつけて話すので単語の間に区切りがなく非常に聞こえづらいですが、グループ化して覚えればそれだけ文章のパーツが大きくなるので聞こえやすくなります。そして言い回しの「型」を知っていれば聞こえますがそういう言い方を知らなければ聞こえません。このように小さいパーツがたくさんあるより大きなパーツが少ない方が聞き取りやすいのです。逆に言えば、ネイティブはグループ化した決まった言い方を使っているから早く話せるのです。


外人と話す機会がなくても練習はできます。1つの「型」にたくさんの動詞を置き換えたたりして色々な例文を作ってその「型」を頭に焼きつけましょう。例文を作れば作るほど脳に新しい回路が強くなって英語がどんどん出やすくなります。
勉強は鉢巻を巻いてろうそくをつけて机に向かわなくてもいいです。電車に乗っているときやお風呂に入っているときなど、頭の中だけでたくさんの例文を考えましょう。自分の生活の中で使いそうな例文や頭に残りそうな面白い例文など、勉強だと思わずに楽しく作りましょう。まずは頭の中の「言い方の回路」を強くしてから外人との実戦に挑みましょう。
何事でもそうですが、本番前に練習しておくことが大事です。外人と話す機会があるまで「何もできない」と思わないで、むしろ「準備をするチャンス」だと思ってください。
僕の経験ではこの「2段階戦略」がむしろ一番効果的です。逆に、1人でこういった練習をせずに外人と話そうとしても「言いたいことが出てこない病」になりがちです。
また、こうやって「型」や「グループ化した動詞」を頭に焼き付ければ外人が言っていることを理解するようにもなります。